こんにちは！山崎光春です。
アップルは6月10日、独自のAI機能「Apple Intelligence」と、OpenAIのチャット型AI「ChatGPT」との連携を発表した。この2つの発表は、AIの活用における新たな地平を切り拓くものと言える。
## Apple Intelligenceの革新性
Apple Intelligenceは、アップル製デバイスやOSと緊密に統合されたAI機能だ。主な特徴は以下の通り。
### プライバシー保護と高速処理
- すべての処理がデバイス内で完結するため、ユーザープライバシーが完全に保護される
- 処理能力が不足する場合は、アップル独自のクラウド「Private Cloud Compute」が活用される
### 多彩な機能
- 文章の生成・編集機能「記述ツール」
- 絵文字生成機能「Genmoji」
- 自然言語による画像・動画検索
- 優先度に応じた通知表示「優先通知」
- 言語理解能力の向上した「Siri」
## OpenAIとの連携
一方、OpenAIとのパートナーシップでは、「Siri」と「記述ツール」内でChatGPTが利用可能になる。画像生成AI「DALL-E 3」の活用も可能だ。ただし、ChatGPTの利用時にはユーザーに確認が求められ、OpenAIへの情報共有は一切行われない。
アップルは、自社のAIと外部AIを使い分けることで、プライバシー保護と高度な機能を両立させた。AIの新時代に向け、大きな一歩を踏み出したと言えるだろう。
アップル「ChatGPT統合」誤解なきよう、AI機能は独自開発です（アスキー） - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/e4f8d6f407f21e0a6ee8b570c369cccde0207a2d
