こんにちは！山崎光春です。
## 大学向けAI「ChatGPT Edu」
OpenAIは、大学向けの生成AI「ChatGPT Edu」を発表した。これは学生、教職員、研究者などが責任を持ってAIを導入できるよう設計されたバージョンである。[1][2][3][4][5]
主な特徴は以下の通り。
- GPT-4oをベースとしており、テキスト解釈、コーディング、数学的推論、マルチモーダル性能に優れる。[1]
- データ分析など高度な機能を利用可能。[1]
- 大学のワークスペース内でカスタマイズしたGPTを作成し共有できる。[1]
- グループ権限、シングルサインオン、GPT管理など、エンタープライズ向けと同等のセキュリティ、データプライバシー、管理コントロールを備える。[1]
ChatGPT Eduの開発には、オックスフォード大学、ペンシルベニア大学ウォートン・スクール、テキサス大学オースティン校、アリゾナ州立大学(ASU)、コロンビア大学など、ChatGPT Enterpriseを導入してきた大学の協力を得た。[1][2]
ASUでは、外国語教育でLanguage Buddies GPTを開発するなど、200以上のAIプロジェクトを実施。今夏には114のプロジェクトが進行中とされる。[1] こうした大学からの洞察を活かし、OpenAIはChatGPT Eduの機能を強化している。[1]
## NPO向け「OpenAI for Nonprofits」
一方、OpenAIはNPO向けの「OpenAI for Nonprofits」も発表した。これはNPOのAIツールへのアクセシビリティを高める取り組みで、以下の特典がある。[1][2]
- ChatGPT Teamを1ユーザーあたり月額20ドルの割引価格で提供。
- 大規模なNPOの場合、ChatGPT Enterpriseを最大50%割引。
NPOが少ないリソースで多くのことを達成できるよう支援するものである。[3][4]
Citations:
[1] https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240531-2956384/
[2] https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2405/31/news159.html
[3] https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1596566.html
[4] https://news.goo.ne.jp/article/www_watch/trend/www_watch-1596566.html
[5] https://news.infoseek.co.jp/article/mynavi_2770538/
