こんにちは!山崎光春です。
岸田文雄首相は、生成人工知能(AI)の安全な利活用に向けた国際的な枠組み「広島AIプロセス・フレンズグループ」の設立を表明しました。OECD加盟国を中心に49カ国・地域が参加し、自由や民主主義などの理念を共有する日米欧が国際ルール作りの主導権を握る狙いです。
広島AIプロセスは、昨年5月のG7広島サミットで発表されたもので、偽情報の拡散抑止や生成AIコンテンツの識別技術開発などを盛り込んでいます。今回の「フレンズグループ」はこの広島AIプロセスに賛同する国・地域の自発的な枠組みで、安全・安心な生成AIの活用に向けて連携します。
岸田首相は、生成AIの「影の側面」である偽情報のリスクと闘う必要性を指摘し、「国際ガバナンスの形成が急務」だと述べました。また、「AIに関するグローバルパートナーシップ」(GPAI)の東京拠点新設も発表し、「責任あるAI」の実現に向けた取り組みを強化します。
生成AIの急速な発展に伴い、自由や民主主義の理念を共有する日米欧が主導して国際ルール作りを進めることで、安全で信頼できるAI利用の実現を目指しています。
岸田首相、生成AIの国際的枠組みの設立表明 安全な活用を主導(毎日新聞) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/bafa9f23f962122008721bad77102783c1ea7630