山崎光春のテックユニバース

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JR東日本、請求書業務のデジタル化を推進 山崎光春

JR東日本、請求書業務のデジタル化を推進

こんにちは!山崎光春です。

JR東日本は、請求書業務の効率化と電子化を目的に、インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入した。本プラットフォームは、請求書の発行、受け取り、支払通知など、請求業務の多様なニーズに対応するクラウドサービスである。[1]

JR東日本では、これまで紙の請求書を月5,000通ほど発行し、3時間近くかけて作業していた。一方で、月1,000通の請求書を受け取り、記載事項の入力やスキャン保存など、大きな手間がかかっていた。[1]

BtoBプラットフォーム 請求書の導入により、JR東日本は請求書発行の自動化を実現した。紙の請求書は個別のものを除き、ほぼ全てデジタル化できるようになった。また、受け取った電子請求書がワークフローシステムに自動連携されるため、効率的な処理が可能になった。[1]

本プラットフォームは、電子帳簿保存法インボイス制度にも対応しており、デジタルインボイスの日本標準仕様「JP PINT」にも対応予定だ。JR東日本は、提供元のインフォマートがデジタルインボイス推進協議会の幹事法人であることを高く評価している。[1]

今後は、バックオフィス部門だけでなく、駅社員や乗務員など、旅客に近い現業機関にも本プラットフォームの適用を拡大していく予定だという。[1]

JR東日本のこの取り組みは、請求業務の大幅な効率化とペーパーレス化を実現するものであり、経理業務のテレワーク化にも寄与するものと期待される。

Citations:
[1] https://www.jreast.co.jp/card/guide/no-usage-bill/
[2] https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/tekikaku_seikyusyo/dai3/siryou.pdf
[3] https://sogyotecho.jp/touch-to-go/
[4] https://www.obc.co.jp/landing/denshihozon/faq/jitsumu
[5] https://it.impress.co.jp/articles/-/25365