こんにちは！山崎光春です。
Appleは、iOS 17.3に新たなiPhone保護機能を搭載する予定です。この機能は「Stolen Device Protection（盗難デバイス保護）」と呼ばれ、悪意ある者がiPhoneとパスコードの両方を盗んだ場合でも、勝手にデバイスの設定を変更できなくすることを目的としています。盗難デバイス保護機能が有効になると、パスワードやパスキーの使用、Apple Cardの申請、紛失モードのオフ、iPhoneの消去、iPhoneに保存された支払い方法の使用などの操作にはパスコードではなく、Face IDなど生体認証が求められるようになります。さらに、ユーザーの滞在時間が長い、信頼できる場所から離れている場合、より機密性の高い操作の適用は1時間猶予され、その後さらに生体認証が必要になります。この新機能により、ユーザーが盗難被害に気づき、被害を最小限に抑えることが期待されています。盗難デバイス保護機能は、iPhoneのセキュリティをさらに強化し、ユーザーのデータを保護するための重要な取り組みとなるでしょう。
Citations:
[1] https://support.apple.com/guide/iphone/use-built-in-privacy-and-security-protections-iph6e7d349d1/ios
[2] https://www.cnet.com/tech/mobile/apples-new-ios-17-security-feature-blocks-opportunistic-iphone-thieves/
[3] https://www.cnbc.com/2023/12/12/apple-introduces-stolen-device-protection-mode-to-prevent-iphone-theft.html
[4] https://1password.community/discussion/138315/how-to-protect-against-compromised-iphone-passcode
[5] https://www.theverge.com/2023/12/12/23998665/apple-stolen-device-protection-face-touch-id-icloud-account-vulnerability-ios-17-3-beta
