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アップル、第3四半期決算で増収、iPhone販売が予想上回る 山崎光春

アップル、第3四半期決算で増収、iPhone販売が予想上回る

こんにちは!山崎光春です。

アップルは2024年第3四半期(6月29日まで)の決算を発表し、売上高が市場予想を上回る結果となりました。この四半期の売上高は857億8000万ドルで、アナリストの予想である845億3000万ドルを上回り、前年同期比で4.9%増加しました[1][2]。

#### iPhone販売と中国市場

iPhoneの売上高は393億ドルで、前年同期比0.9%減少しましたが、アナリストの予想である2.2%減よりも減少幅が小さく、需要が回復しました[1][2]。特に、人工知能(AI)機能の発売を前にした需要の回復が寄与しました。一方で、大中華圏(グレーターチャイナ)の売上高は6.5%減の147億3000万ドルとなり、前期の8.1%減からは減少幅が縮小したものの、アナリスト予想の2.4%減を大きく上回る結果となりました[1][2]。ルカ・マエストリ最高財務責任者CFO)は、為替の影響を除くと中国での売上高減少は3%未満だったと述べています[1][2]。

#### サービス部門とその他の製品

サービス部門の売上高は前年同期比14.1%増の242億1000万ドルで、アナリスト予想の240億1000万ドルを上回りました[1][2]。また、Macの売上高は2.5%増の70億1000万ドル、iPad部門の売上高は23.7%増の71億6000万ドルで、これもアナリスト予想を上回りました[1][2]。一方で、ウェアラブル部門(Apple WatchAirPodsなど)の売上高は2.3%減の81億ドルとなり、アナリスト予想の77億9000万ドルを上回りました[1][2]。

#### AIと今後の展望

アップルは6月の開発者会議で、AI機能「Apple Intelligence」を搭載した製品やサービスを発表しました。この機能を利用するには、iPhone 15 Pro以上の高機能機種が必要であり、消費者の買い替えを促す可能性があります[1][2]。アナリストは、9月に発売が予想されるiPhone 16シリーズのアップグレードサイクルが好調に推移すると見ています[1][2]。しかし、AIアプリケーションの構築と運用に絡むコストは時に負担が大きいものの、同社は「非常に良好な粗利益率」を維持しているとマエストリ氏は述べています[1][2]。

#### 株価と利益

第3四半期の1株利益は1.40ドルで、アナリスト予想の1.35ドルを上回りました[1][2]。この決算発表を受けて、アップルの株価は時間外取引で2%上昇しました[1][2]。

アップルは第4四半期についても前期並みの増収率を見込んでおり、今後も成長が期待されます[1][2]。

Citations:
[1] https://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2024/08/509202.php
[2] https://jp.reuters.com/markets/world-indices/4BDXY6TE4FLTNPXJZGDDENJJTE-2024-08-01/
[3] https://jp.reuters.com/economy/DIHRGKAGQVJ5XJGW2F54SOU6MM-2024-06-11/
[4] https://getnavi.jp/digital/974641/
[5] https://www.businessinsider.jp/post-291284
[6] https://gigazine.net/news/20240713-iphone-16-five-features/
[7] https://jp.reuters.com/business/technology/4GOLK6O3BRM7RF2H32MY47CHJU-2023-12-25/
[8] https://jp.reuters.com/business/technology/PKS5H7G7BVMZTO3TIXAPPENMD4-2024-06-25/