山崎光春のテックユニバース

このブログでは最新のテクノロジーやデバイスなど、テクノロジーとライフスタイルの交差点について共有していきます。

渋谷区中学校、AIで英語力向上 山崎光春

渋谷区中学校、AIで英語力向上

こんにちは!山崎光春です。

ELSA JAPAN合同会社と渋谷区教育委員会は、AI英会話アプリ「ELSA for Schools」を活用した英語教育の成果を公開研究授業で発表しました[1][2]。渋谷区立中学校では、主に2年生と3年生を対象に、この革新的なアプリを導入し、「次世代の英語教育」の充実を図っています[3]。

導入から半年が経過し、生徒たちの英語表現への自信と興味が向上し、授業への積極的な参加が見られるようになりました[1]。11月1日に実施された公開授業では、「AIを活用した外国語科における探究的な学び」をテーマに、ELSAを使用した授業モデルが公開されました[2]。

研究授業後の生徒インタビューでは、「自分の発音を客観的に評価してくれるのでやりやすい」「英語に対する自信がつき、さらにスキルが磨かれるように感じる」といった前向きな感想が寄せられました[2]。

渋谷区教育委員会の柳田俊先生は、ELSA for Schoolsの導入により、生徒一人ひとりが英語力を客観的に把握し、主体的に学習を進められるようになったと評価しています[2]。特に、生徒たちが自己の学習進度やレベルに応じて練習を重ね、着実に自信をつけている点を特筆すべき成果として挙げています[2]。

さらに、ELSAで培った発音やスピーキングスキルは、区内在住の留学生やALTとの交流の機会を通じて実践的に活用されており、生徒たちの英語コミュニケーション能力の向上に貢献しています[2]。また、東京都英語スピーキングテスト(ESAT-J)の対策としても効果的であることが報告されています[2]。

ELSA for Schoolsは、音声認識技術を用いて学習者の発音、アクセント、イントネーション、流暢さを評価し、個別のフィードバックを提供するAIパーソナルコーチアプリです[2]。このアプリは世界192カ国で5000万人以上のユーザーに利用されており、日本国内でも京都大学をはじめ、多くの教育機関で採用が広がっています[2]。

渋谷区の取り組みは、AI技術を活用した英語教育の可能性を示す先進的な事例となっており、今後も生徒たちの学びをより豊かにするための取り組みが続けられる予定です[3]。この革新的なアプローチが、日本の英語教育の未来に新たな道を切り開くことが期待されています。

Citations:
[1] https://ict-enews.net/2024/12/02elsa-japan/
[2] https://news.yahoo.co.jp/articles/988acfe26f24648507b15379ad027ebba4e603e2
[3] https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000057163.html
[4] https://apps.apple.com/jp/app/elsa-speak-ai%E3%81%A7%E8%8B%B1%E4%BC%9A%E8%A9%B1-%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%BF%92-%E7%99%BA%E9%9F%B3%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84/id1083804886
[5] https://elsaspeak.com/ja/
[6] https://elsaspeak.com/ja/english-for-schools/homepage
[7] https://edtechzine.jp/article/detail/11782
[8] https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1910640