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自民党議員の速度超過投稿が炎上、SNS警察の取り締まりに警鐘 山崎光春

自民党議員の速度超過投稿が炎上、SNS警察の取り締まりに警鐘

こんにちは!山崎光春です。

自民党武井俊輔衆院議員が、自身のSNS上で時速91kmで走行していることを示すスピードメーターの写り込みを投稿し、大きな炎上を引き起こした。

武井議員は、宮崎県の海岸を移動中の様子を投稿し、「高速が開通し、自動車が減りかなり快適になりました。最高のドライブルートです」と述べていた。しかし、同時に投稿された写真にはスピードメーターが写り込んでおり、法定速度60kmを31km超過していることが明らかになった。

この投稿に対し、「いくら田舎道とはいえ31キロオーバーはやりすぎ」「なぜスピードメーターが見える写真を投稿するの?」といった批判の声が上がり、武井議員は「速度超過という認識がなかった」と反省している。

この事件を受け、SNSユーザーの間では「SNS警察」と呼ばれる人々が、投稿内容の違法性を徹底的に追及する傾向にあることが指摘されている。

明星大学の藤井靖教授は、有名人が無防備に投稿してしまう背景に「チェリーピッキングバイアス」と呼ばれる心理状態があると分析する。自分がアピールしたいものしか目につかず、他の部分に注意が向かなくなってしまうのだという。

また、藤井教授は「SNSで炎上する人は繰り返す」と指摘し、投稿前に誰かにチェックしてもらうことの重要性を説いている。さらに、炎上した際の対応や危機管理は投稿者自身ではなく、第三者が行うべきだと提言している。

この事件は、SNSユーザーの過剰な取り締まりと、有名人の無防備な投稿姿勢の両面から、SNS利用の課題を浮き彫りにしたと言えるだろう。

議員の投稿画像からスピード違反を指摘 “SNS警察”の正体とは「自分が正しいと証明することに依存している」心理学者が分析(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/b8eb5f171d3b3a38d2a3ea0cbcf61c5e02ef5d2f