
こんにちは!山崎光春です。
KDDIは2025年中に、柔軟な容量拡張が可能なクラスタ型ルーターを商用バックボーンネットワークに導入する計画を発表した[1][4]。この取り組みは、急増するトラフィックに対応するためのもので、2027年度までに全国展開を目指している[4]。
クラスタ型ルーターは、TIP(テレコムインフラプロジェクト)を通じて開発された新しい技術を採用している[4]。TIPは、通信ネットワーク構築のコスト削減と高度化を目的として2016年に設立された非営利組織で、KDDIも積極的に参画している[2]。
この新しいルーターの特徴は、ハードウェア、ソフトウェア、チップをそれぞれ異なるベンダーの製品で組み合わせることができる点にある[4]。これにより、通信事業者はコスト削減と柔軟な拡張性を実現でき、ベンダーにとっても新規参入の機会が生まれる[4]。
KDDIは既に2023年6月に、TIPを通じて開発したピアリングルーターを商用化している[4]。今回導入されるのは、そのピアリングルーターに接続されるコアルーターだ[4]。外見は通常のルーターと変わらないが、内部構造が異なり、パケットを分散処理する能力を持っている[4]。
この技術は、DDBR(Distributed Disaggregated Backbone Router)と呼ばれるクラスタ型ルーターの一種で、既存のシャーシ型ルーターと比べて拡張性に優れている[1]。KDDIは2025年度から東京・大阪で段階的に導入を開始し、2027年度までに全国展開を目指している[1][4]。
KDDIのこの取り組みは、ネットワークのオープン化というビジョンを具現化したものであり、今後の通信インフラの発展に大きな影響を与える可能性がある[2][4]。特に、生成AIの普及によるトラフィック増加に対応するための重要な施策となることが期待される[4]。
Citations:
- https://xexeq.jp/blogs/media/topics38737
- https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2020/02/26/4297.html
- https://www.ieice.org/~cs-edit/magazine/ieice/alldata/Bplus1_all.pdf
- https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1664131.html
- https://newsroom.kddi.com/news/detail/6144tbps.html
- https://blog.speakerdeck.com/2024-most-viewed-decks-of-the-year/
- https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr-447_3723.html
- https://businessnetwork.jp/article/7209/